2010年12月09日

編集②と作品をちょっと語る。

随分久しぶりの更新となってしまいました。
監督の木下健浩です。

更新は久しぶりですが、毎日パソコンに向かって編集作業に勤しんでおります。


画の繋ぎはだいたい終わりました。
これからは音楽シーンや間を詰める作業や、ビジュアルエフェクトの事、タイトルデザインを詰め、早い段階で音楽班に渡せるようにしたいですね!!


本来ならば、編集作業している部屋の写真とか等々お見せ出来れば良いかと思うんですが
僕、本当にパソコン音痴なんです(笑)
写真とかどう載せれば良いのかよくわかりません!!

このブログにログインするのも結構間違える程です。

出来るようになるまでしばしお待ちを!


撮影が終わってから11月だったと思いますが、みのる座を見に島田に行きました。
最近では結構頻繁にプライベートで静岡にいますよ(笑)
この前はストフェスにも行きましたし!

話を戻すと、ぽかーんとみのる座を眺めていたら館主の太田さんが出て来てくれて、
久しぶりに館内を見る事が出来ました。

撮影中はとても熱かった記憶がありましたが、ひんやり冷たい雰囲気でした。
まー11月ですからね!
僕はいつも抽象的な事しか言えないのですが、このひんやり冷たい感じにほんわり暖かい光みたいなのが感じられる事が映画としての雰囲気なんじゃないだろうか!?
と、思い編集を進めております。

「安寧の巣」
ちょっとだけ作品について語ろうと思います。

「安寧の巣」の象徴としてみのる座を舞台にしたわけですが、
作品としては自分の殻から脱却し、巣立つ「安寧からの巣立ち」の映画なんです。

安寧とは、解釈を変えれば革命を起こさない事だと思うんですよ。

簡単に例えると、好きな人に好きだと伝える事。
今まで友達として接して来たけれど、関係を進展させる為に勇気を振り絞り思いを伝える!
という事がある種の「安寧からの巣立ち」だという事。

その人と今まで作って来た関係が崩壊するかもしれない。
そう思って、思いを伝えずに今までの関係を保とうとする事が安寧に身を委ねるという事。

この映画は安寧に身を委ね続けて来た者達が、向き合い、思いを伝える映画なんですね。
人と向き合う事、自分自身と向き合う事、自分のこれからの将来と向き合う事。

しかしまぁ安寧というのは本当に束の間の出来事のように思います。
人と人の心の距離は進展なしには次第に離れる物ですから!
自分の将来に対しても、そうだと思います。
夢に進展なしには希望も抱けない……

タイトルからもそうですけどなんかお固い話のように思われがちですが、
そうでもないですよ!

自分としても初めての長篇監督作品で、初めてのジャンルでの挑戦でもあったわけです。
笑いあり?
涙あり?
ハートウォッシュあり?
そんな映画です。

総合スケジュールに少々変更もありますが、無理なく頑張って行きたいです。

木下健浩


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この記事へのコメント
ご無沙汰してます、ぱらぽんです。
最近、某主役俳優とは、ご一緒させていただく機会がありますが…。

この記事を読ませてもらって、
映画の完成がますます楽しみになりました。
といっても、せかすつもりはありませんので、
マイペースで勧めてくださいね。

また、お会いできる日を楽しみにしています。
Posted by ぱらぽん at 2010年12月09日 14:33
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